CP工法の設計・施工等に関してよくある質問を以下に掲載しております。
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CP工法は他工法との併用は可能ですか? |
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他工法との併用は可能です。![]() |
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PCリングと杭の納まりに関して @杭との隙間は、基礎と同じコンクリートで埋めても良いですか? APCリングの下は空洞でも良いのでしょうか? B充填モルタルの強度は規定されていますか? |
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@隙間の充填の確認が困難であるため、モルタルの使用を標準としています。 A回転性能には影響ありませんが、施工上必要になると思われます。 B隙間が埋められていれば問題ないため、強度等の規定はありません。 ![]() |
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PCリングとパイルキャップ外側の最小長さ(へりあき)の規定はありますか? |
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CP工法では、PCリングとパイルキャップのへりあき寸法は規定していません。 ただし、応力伝達とパイルキャップの安全性を考え、原則としてへりあきを200o以上 確保してください。 ![]() |
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既製杭の杭頭部に中詰めコンクリートは必要ですか? |
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■既製コンクリート杭 コンクリートの落下防止対策を施してあれば、 充填する必要はありません。 ![]() |
■鋼管杭 座屈対策として、杭頭から杭径以上の部分に 中詰めコンクリートが必要です。 ![]() |
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既製杭の高止まりの許容値と対処方法はありますか? |
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■既製コンクリート杭 許容差は5pまでです。 @ 許容値以上でも、スペーサー等を調整し、杭頭をカットしないように します。(但し、ベース筋や基礎梁主筋との干渉に注意) A やむを得ず杭頭を切断する場合、杭にひびが入らないよう、ダイヤ モンドカッター等で切断します。 杭の断面検討は、プレストレス=0として行います。検討結果がNG であれば、杭頭にコンクリートを中詰めして補強します。 |
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既製杭の低止まりの許容値と対処方法は? |
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施工した杭頭レベルに合わせ、PCリングをセットします。 同時に、パイルキャップ下端を下げます。 工事監理者と協議の上、図書に基づき施工してください。 ![]() |
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CP工法の終局設計の方法は? |
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■CP工法 終局設計は評定の範囲外です。しかし、終局設計せん断力を作用させた時、 以下を確認すれば、終局設計時にも杭頭接合部は安全であるといえます。 @杭頭部回転角≦0.03rad A杭頭せん断力≦PCリング終局耐力 ■引張抵抗時 上記の@Aに加え、引張定着筋の終局引張耐力の検討も必要です。 |
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